『Lepiota類(ハラタケ科)のいくつかの種について』
Wildmushrooms from Tokyoというホームページで有名な丸山厚吉氏をお迎えして、これまで調べてこられたLepiota類についてお話いただきます。最近の菌類関係の論文には必ずと言ってよいほど分子系統樹が載っていて、私たちには理解が難しい内容ですが、丸山氏にとってもそれは同様だったそうです。しかし、首都大学で研究生となり、ご自分で塩基配列の解析を行う中で少しづつ理解できるようになったとのこと。そのご経験を踏まえて、いままで調べたLepiota類(ハラタケ科)のいくつかの種についてご紹介いただきます。アマチュア研究者として、分子系統解析を伴った新産種の報文を書かれた丸山氏のお話が伺えるチャンスです。多くの皆様のご参加をお待ちしています。

日時:2018年8月5日(日)13時~15時
会場:大阪市立自然史博物館 講堂
交通:大阪市営地下鉄御堂筋線『長居(ながい)駅』下車 徒歩10~15分
講師:丸山厚吉氏 (首都大学東京の牧野標本館客員研究員・ 横須賀市博物館非常勤研究員)
講演の内容: カラカサタケ属、キツネノカラカサタケ属のワタカラカサタケとその近縁種、シロカラカサタケ属のアカキツネガサ類似種などについて、分かったこと、問題点などについてお話いただきます。

持ち物:筆記用具
参加費:無料 (博物館入館料が必要です)
定員:制限なし
申し込み:事前申し込みの必要はありません